フランチャコルタは、イタリア北部、
ロンバルディア州の首都ミラノからほど近いエリアで造られる
高品質なスパークリングワインのD.O.C.G。
「シャンパーニュと同様の瓶内二次発酵によって泡を得ること」、
「瓶内での熟成期間は最低18ヵ月以上 (ノン・ヴィンテージのシャンパーニュの熟成期間は15ヵ月以上)」、
「使用できる品種は、シャルドネ、ピノ・ネロ、ピノ・ブランの3種類
(シャンパーニュは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)」など、
シャンパーニュに共通する厳しい製造規定が設けられています。
一方、シャンパーニュとの最も大きい違いはその気候。
シャンパーニュとフランチャコルタはちょうどアルプス山脈を挟んで
北側と南側に位置しており、土壌はいずれも粘土質・石灰質と共通していますが、
より南方にあるフランチャコルタは、
シャンパーニュよりも温暖な気候。
日照がしっかりと得られるため、
より糖度を備えたブドウが育ちます。
その自然な糖度のおかげで、
シャンパーニュ地方で行われるドサージュ(補糖)を
最小限に抑えることができるのが特徴。
ピュアなブドウ本来の甘味を活かした果実味と強すぎない酸、
そして、非常に軽やかな泡を備えており、 飲み飽きない味わいがフランチャコルタの魅力です。また、
フランチャコルタが認められている栽培エリアはシャンパーニュの1/13、
生産量はなんとシャンパーニュの1/31という少なさ。
フランチャコルタは、シャンパーニュ以上とも言える厳しい規定で
ごく少量、丁寧に造られている極上のスパークリングワインなのです。
新宿 カフェ&ワイン バー ラ ターニャ Cafe & Wine Bar La tanya フランチャコルタ・アルマ・グラン・キュヴェ・ブリュット