フォンテーヌ(fontaine=泉)と呼ばれる上面の窪みが、
このチーズのシンボル。
中世まで遡る歴史があり、
熟成中に反転作業を忘れるという偶然が
この窪みのきっかけでした。
凹部分にマールを注ぐ食べ方が評判となり、
この方法が定着しました。
水分を含む目の詰まった組織は舌の上ですっと溶け、
ミルクの甘みと成熟した濃厚な味わいです。
外皮のオレンジ色は、アナトー(ベニの木から採る食品染料)と
塩水で洗われて熟成されるためです。
中心に芯の残る若い状態にはシャンパーニュ、
完熟したものにはブルゴーニュの優しい赤ワインを合わせ、
それぞれの段階をお楽しみください。
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